いのち・環境・未来《私たちが目指すもの》

いのち

独自の肥料「良食味の裏付け」

土づくりを基本とし、堆厩肥の投入を一貫しています。
その上に立って、原料指定による上質のオリジナル有機質肥料と天然鉱石を原料としたミネラル補給肥料を土壌分析結果によって適正量施すことを栽培の基本としています。
ＢＳＥ問題に関連し、14年春から肉骨粉を一切肥料に配合しません。

遠赤外線低温乾燥

杭掛け自然乾燥を基本としながら、コンバインで刈り取り、独自に開発した遠赤外線クリーン乾燥機を使用しています。従来型の乾燥機に太陽光と同じ遠赤外線を発するセラミックを配し30°Cの温風で時間をかけ、さらにブラックカーボンを含む排煙を籾にあてない、自然乾燥に劣らない香りと旨みを大切にした乾燥方式です。

環境

ＪＡＳ認定取得

制度開始より認証を取得し、無農薬米の安全性と品質の信頼度を更に確かなものとして、店頭販売や酒造米などにも流通しています。

全組合員エコファーマー認定取得

「持続性の高い農業生産方式の導入に関する法律」に基づき、環境保全型農業の実践と将来における計画の申請により各都道府県知事が認定するもので、平成13年に全組合員が申請し認証されました。

暮らしの中の有機農業

暮らしから有機農業を実践すべく女性による生活班が一層元気に活動しています。クリーンな環境づくりのためのに石けん利用を地域に広め、健康と食をテーマに学習会を開催、食生活を見直しながら伝統料理を消費地で紹介するなど独自の視点で女性ならではの交流活動を展開しています。

未来

無農薬栽培米拡大

当初より除草剤１回を使用する少農薬を中心に、有機農業の地域的展開・栽培拡大を行ってきましたが、環境に負荷をかけず、より安全な米を生産供給するという基本理念に一歩踏み込むために、無農薬栽培の拡大が一使命と考えます。紙マルチ田植機や乗用除草機などによる除草方法を導入し過酷な除草作業の軽減を図りながら全組合員無農薬栽培の啓蒙を続けていきます。

安全・美味しさ次に目指すもの

自然の中で太陽光を浴び、豊かな土が育んだビタミン・ミネラルなどの栄養が健康にとって重要なことは言うまでもありません。選手強化食として私たちの米の高い機能性が、シドニーオリンピックライフル射撃の好成績によっても証明されました。
自然を守るために環境問題を強く意識し、質の高い農産物を創ります。
「私たちは農業をいのちの産業と捉え前進します」

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